薔薇とすみれのひとりごと

岩城凪のひとりごとブログ。のんびりイラストを載せたり雑談したりしています。

ふじょう~

お久しぶりです、岩城です。

ここのところちょっとお疲れモードで浮上できずにいましたが、ようやく新しい記事を書きにくることができました。夏の疲れが出てしまったため、しばらく創作から離れてひたすらボーッとしておりました。

はぁ……、やっぱ私って体力ないのかなぁ……。また頑張って筋トレせねば……。

 

お忍びデート

ずっと放置物件だったものを完成させたので投下~。

 

「うーん、こうしてデートするのも久々ね。今日は楽しみましょうね、クロード!」
「くれぐれも私からはぐれないでくださいね、バイオレッタ。ここは城ではなく城下ですし、万が一貴女の身に何かあっては大ごとになりますから」
「大丈夫よ。わたくし、はぐれたことなんてないし」
「……(私は毎回はぐれた貴女を探し回る羽目になっているのですが)」
「えーっと、まずは秋物のお洋服を見て、新しくできたパサージュをのぞいて……で、お買い物が終わったら、いつものカフェでお茶にしましょう。ちょうどオータム・アフタヌーンティーをやっているみたいなの」
「ほう……それはいいですね。あの店のケーキはどれを食べても絶品ですし、今から非常に楽しみです」

 

お忍びデートへ繰り出すクロバイ。前回のちょいエロ路線二枚に比べると随分と爽やかな一枚になりました。王道いちゃらぶって感じですね。ポージングの練習用に描いていたものですが、二人の表情がいい感じに描けたので結構気に入っています。

 

紫のタイ、紫のジレ、紫のピアス……と恋人に合わせて紫ばっかり使用しているクロードさん、宮廷では「ああ、あのムラサキの人ね」と揶揄されているのではないかと少々心配になってきます。そもそもパートナーの尊称が「すみれ色の女王」ということもあり、ムラサキづくめのカップルなんですよねw

一般的にセクシーな色、ミステリアスな色と言われがちな紫ですが、実はれっきとした宗教色で、高い精神性や霊格を象徴するカラーだったりします。また、癒しが欲しい時にピッタリな色だともいわれていますので、疲れた時は紫の服や小物を選んでみるのも手かも?

 

ちなみに、バイオレッタが普段着るドレスはクロードさんによって選ばれていることが多いです。それどころか、「トータルコーディネート」と称して、装飾品、バッグ、靴、帽子といった小物類まで選んであげたりしています。ここまでくると恋人というよりはもはや着せ替え人形のノリですねw

クロードの中には「きっとバイオレッタにはこういう恰好が似合うに違いない」という明確なイメージがあり、またバイオレッタ自身もそういった提案をあまり嫌がらずに受け入れてくれるため、国庫の許す範囲内でパートナーをデコレーションして愉しんでいたりします。

『子羊亭』とのクロスオーバー小説でエドに「おしどり夫婦」と評されている通り、夫婦仲はすこぶる良いです。
バイオレッタも乙女だけど、クロードもなかなかに乙女なんですよね。二人とも文系で感覚派なので、感性はよく似ている方だと思われます。


***

 

近頃気温がぐっと下がってきて、夜には綺麗な秋の虫の声が聞こえてくるようになりました。鈴を振るような美声(といっても鳴いているのはオスですが)に夜ごと酔いしれています。

ほとんどの秋の虫は、寿命が大体一、二か月と非常に短命なんですよね。この間、部屋の隅で小さなコオロギの亡骸を発見した時は「逃がしてあげればよかった……」と非常にいたたまれない気持ちになりました。せめて外で死なせてあげればよかった……。

私自身、部屋にコオロギが入り込んでいることにさっぱり気づかなかったのですが、次見つけたらできるだけ外に出してあげようと思いました。知らない誰かの部屋の隅で干からびてご臨終とかあまりにも可哀想すぎる……。

 

 

拍手をくださった方、どうもありがとうございます!励みになります(*´ω`)

 

それにしても、ここのところの朝の涼しさ……いや、寒さにはほんとびっくりします。夏掛け一枚だと身体が冷え冷えしてしまったため、一足早く秋用の掛け布団を出しました(冬用ほど分厚くないもので、主に春と秋に愛用しているもの)。

もはや冷え込みが酷くて震えあがるレベル。この間は朝の四時半に寒さで飛び起きました。夏の終わりというよりすでに秋のようです。
なんだか急激に涼しくなってきている気がしますが、皆さんも体調にはじゅうぶんお気をつけくださいませ<(_ _)>