薔薇とすみれのひとりごと

岩城凪のひとりごとブログ。のんびりイラストを載せたり雑談したりしています。

またまたオリジナル

夜半の秘め事

本編なしのオリジナル作品第二弾、ヴァンパイアの青年と乙女。

久々のゴシック路線だったので筆が乗りました\(^o^)/

 

今回も月夜のイラストですが、ちょっと前に描いたクロバイの絵とはまるで違うダークな雰囲気にしたかったので、夜空の色味をぐっと濃いめにしたり、ヴァンパイアの身体からうっすら靄を立ちのぼらせたりしてイメージをガラリと変えてみました。

衣装の色合いもできるだけ落ち着いた色味を選び、明暗のバランスを考えて塗るようにしました。

 

 

以下キャラ設定↓

 

◆アルヴィン/かつては聖騎士として名を馳せていたが、「夜の盟主」によってヴァンパイア化、人間の血を糧とする化物に。後天性のヴァンパイアなので人間を同族に変える力はない。高慢なオレ様タイプだが筋は通っており、また騎士をしていた影響もあってか人や魔物から慕われやすい。レドロネットとは兄妹のような主従のような不思議な間柄。男だがかなりの美人で(黙っていれば)妖艶。自分をヴァンパイアに変えた「夜の盟主」を探して旅を続けている。

 

◆レドロネット(レタ)/不吉な星のめぐりのもとに生まれた「忌み子」。幼少期より塔に軟禁されて育つ。実の両親によって魔物の贄にされかけていたところをアルヴィンに救われ、自ら彼の「餌」となる。生まれ育った塔以外の世界を知らないため、言動がやや浮世離れしている。少し天然が入っており、基本的にいつもぼうっとしている。口数が少なく、生い立ちのためか感情の起伏に乏しいが、綺麗なものを見て感動する心や他者を慈しむ心はちゃんと持ち合わせている。塔から救出される際にアルヴィンが断ち切った鎖をいつも装飾品として身に着けている。愛称は「レタ」。

 

カップリング名は「アルレタ」かな。アルヴィンは一見妖艶だけどしゃべると元気いっぱいでやんちゃなタイプ。見かけ通りのキャラを想像しているとちょっと騒がしいと感じるかも?

レタはおとなしくて無表情なのがデフォで、ちょっと不思議ちゃんが入っています。わかりやすいのは断トツでアルの方ですねw

アルはかつては騎士として魔物の討伐や殲滅などもしていたので、自分がいきなり排斥される立場になってしまったことに戸惑い、葛藤します。その点レタは真逆で、生まれつき忌み嫌われる立場だったので「人からどう思われようが今更へっちゃら」みたいなところがあり、弱々しい見かけに反して打たれ強いです。鎖は片手にのみ巻き付いており、アルが断ち切った影響で軟禁時よりかなり短くなっています(生活に支障のない長さ)。女の子のアクセサリーとしてはどうかなと思うけれども、本人はかなり気に入っているらしい。

 

実際に小説にするかどうかはわからないけど、一応そんなことを考えながら書いていたのでした。

ヒロインの名前を「レドロネット」にしたのは完全にクラシック音楽の影響です。でも本当はラヴェルの作品だと「クープランの墓」が一番好きだったりします。特に「リゴードン」が好きなのよね……、どことなくジブリっぽくて。

 

「完全オリジナル」と書くと「ん? もしや普段のオリジナル作品って本編は誰か別に考えてる人がいるのか?」って思われそうなんですが、絵・文ともに全部私が考えてます(汗)。普通に「本編なしのオリジナル」って書いた方がわかりがいいかもしれませんね(;´▽`A``

また小説も書きたいんですけどモチベが上がらなくてなかなか……。しばらくは絵を描いたり他の趣味をやったりしつつインプットと充電に努めようかなと思っております〜。

冬に逆戻り?

こんにちは、岩城です。

こちらはしばらく前から冬の寒さがぶり返していてとっても寒いです(語彙!)。3月なのに春らしさ皆無でまるで真冬のようです……。まあ、今年は雪かきをほとんどしなくてよかっただけお得だったんだけど……。

今日は晴れているのに牡丹雪が降っているという奇妙な天気。手足の先がジワジワ冷えて辛いので、早く温かくなってほしいです〜。

 

 

薔薇のドレス

Victorian Romance

ヴィクトリア時代のマナーやドレスについて書かれた本を眺めていてふと描きたくなったもの。個人的息抜きの一枚。本編や設定ナシの完全オリジナルなイラスト。「薔薇のドレス」がテーマ。本の中に薔薇をたんまり飾ったドレスが出てきて、そのデザインがとっても綺麗だったので自分流にアレンジして絵にしてみました。

「少女」というより「女性」が描きたくて、普段より甘さ控えめの凛とした表情にしてみたり。いわゆる「大人のお姉さん」的なキャラです。体つきも普段よりスレンダー寄りに、ドレスと同じ色合いの瞳は流し目ぎみに描いて色っぽく。
作業に関しては、ラフ〜線画まではスイスイいったものの、塗りではドレスのしわにこだわりすぎてなかなか終わらず……。ドレスは質感が命だと思っているので、時間かけられるならできるだけ丁寧に塗りたいんですよね。特にこういうドレスの面積が広い絵の場合は……。今回は何度も何度も色を重ねて、しわにリアリティが出るように頑張ってみました。いつもと違ってちょっとだけ厚塗り風味。仕上げにベースの色とは全然関係ない色も薄く重ねてみたり、わざと「汚し」を入れてみたりも。

少しでもクラシカルな雰囲気が出ていれば嬉しいです!

 

 

***

 

ピアノの練習を始めて早くも4か月目に突入しましたー。だんだん持ち曲が増えてきて嬉しいなと思ったり。

休みの日にはゆったりとカーペンターズの「遥かなる影」やサティの「ジムノペディ」「グノシエンヌ」などを弾いて癒されています。

 

個人的に晴れた日の昼下がりに聴くサティは最高だなぁと思ってます。色んな方が弾いてらっしゃいますが、私は高橋悠治さんの演奏が好き。CDのジャケットもサティのイメージぴったりでお洒落です。

サティは「変わり者」として有名な作曲家ですが、私が印象的だなぁと思ったのはパリ郊外のアルクイユから歩いて仕事場まで通っていたというエピソード。家から仕事場(パリにある文芸キャバレー)までは徒歩だと2~3時間もかかる距離だったというから驚きです。生活のために致し方なく、っていう感じだったんだろうけど、ちょ、ちょっと距離が……((((;゚Д゚))))

でも天才と呼ばれる人にもお金に困ってじたばたもがく時期があったのだなあと思うとなんだか親しみが湧きます。

筋金入りの雨傘コレクターでもあり、なんと雨傘で決闘して警察のお世話になったこともあるという(しかも当時38~39歳)。こっちはなかなか「変わり者」っぽいエピソードですねw

文芸キャバレーで知り合ったドビュッシーとは親友同士で、晩年まで仲がよかったとか。確かにこの二人気が合いそう……。おとなしそうに見えて意外と気性が激しいところとか、音楽学校の教師の言うことを素直に聞けないところとかそっくりだし(

ジムノペディ」をオーケストラ向けにアレンジし直したのもドビュッシーなんだとか。が、自分の曲なのにそちらの方が思ったより人気が出てしまって、サティ本人は面白くなかったようです(;´▽`A``

イージー・リスニングの走りのような人なので、部屋でかけていても全然邪魔にならないんですよね~。「天国の英雄的な門への前奏曲」とかもミスティックで雰囲気があって素敵。弾くのはちょっと難しそうですが、いつかは……!

 

 

ではでは、今日はこの辺で。

また次のブログでお会いしましょう〜ノシ

久々にクロバイ

こんにちは、岩城です。

私はここのところの急な寒暖差に苦しんでおりますがとりあえず元気です。こちらは今日は久々に雪がちらついてました。ちょっとさぶい。

 

先日、部屋でお世話しているペペロミアデンドロビウムに花が咲きました。2月は暖かい日が多かったので開花も順調です。

デンドロビウムは今年は八つくらいつぼみがつき、そのうち六つはすでに開花しておりますー。去年は三つしか花が咲かなかったのになんという進歩。管理がよかったのか……?

ほんとは春夏は外に出してあげた方がいいんですが、去年の夏はあまりの暑さに庭のあじさいが枯れるほどだったので、逆に可哀想で出せませんでした……。外なんか出したら一発で干からびる気がして。育てている人が過保護なため、超箱入りなお嬢様ですw

同じランでも、胡蝶蘭は女王さまでデンドロビウムはプリンセスって感じですね。ちっちゃな花が重なり合って咲く姿が可愛いです(*´▽`*)

ペペロミアの方は薄いグリーンの棒状の花がつくのですが、初めて見た母が「え、これ花なの? 枝じゃないの?(汗)」って超びっくりしてました。

さもありなん……。あれ、一見すると花には見えないもんなぁ(笑)

 

新作完成~

輪廻の夢

久しぶりにちょっとロマンチックなクロバイを描きたいなと思いまして。

猛烈にふさふさが描きたくなり、袖がファーになっているタイプのドレスにしました。クロードさん、肩を抱きつつ無意識にもふもふしてそう。もふもふもふ……。

本編におけるクロバイの関係性から、お互いの手首を青薔薇できつく拘束し合っている構図にしてみました。「運命の糸」のような、「生まれ変わってもまた巡り会えるように」という夢、願いのような。そんなイメージ。

二人のお顔をできるだけ綺麗に、端整に描くよう心がけました。

 

いろんな色のドレスを描いてきましたが、バイオレッタはやっぱりこういう青緑系のドレスのイメージですね。アナログ(水彩)の頃はよくW&Nのコバルトグリーンやコバルトターコイズライトを使って塗ってました。あとターナーのマヤブルーとか。どれも本当にいい色で……。甘いピンクやライラックもいいのですが、性格的には青や濃紺や青みがかった緑のイメージが強いかなと。冴え冴えとした色を纏っても冷たそうな感じにはならず、むしろ持ち前のおっとりした顔立ちがほどよく中和されてバランスよく見える……っていうイメージ。もともと優しそうな顔立ちなので、ピンクだと甘くなりすぎてくどいかも?

ちなみにクロードさんの黒髪や宮廷服はW&Nのペリレーングリーンを使うことが多かったです。ちょっとシブい感じの暗緑色。あえて黒で塗らずに緑で塗る、というのが好きでした。水彩は黒を使うと一気に絵が重たくなっちゃうんですよね……。今はデジタルだから思い切って黒で塗ってますが、本格的にデジに移行する時は少し大変でした(;´▽`A``

 

***

 

とりあえず、しばらくブランクがあったわりには描き方忘れてなくてよかったです。せっかく習得したスキルを忘れてしまうのはもったいないので。

近頃サイトの方に三ヶ月以上更新がない場合に表示される広告が出てくるようになってしまって焦ってます。楽器にかまけすぎだ自分〜。

 

さて、次の予定ですが、正直何を描こうか決めかねています。

「描きたい」と言いつつ他の趣味にかまけて描かずにいたものがいっぱいあるし、なんなら未完成の絵もちらほら……。ここの管理人、描く描く詐欺が多くないか!?

ひとまずやりかけの絵やデフォルメイラストから着手していきますかねぇ……。手を動かしているうちにまた新しいいいアイデアが湧いてきたりするかもしれないしなぁ。

もし「このキャラの絵がもっと見たい!」というものがありましたらサイトの「MAIL」(メールフォーム)よりお寄せ下さい。ぜひ参考にさせていただきたいと思います。

 

最近、一枚仕上げるまでにとても時間がかかるようになってしまって、前みたいにポイポイ気軽に上げることができなくなってしまいました。

もともとオタク気質で凝り性なところがあり、「雑でいいから早く仕上げて」と言われるより「時間かかってもいいから丁寧に仕上げて」と言われる方が嬉しいタイプなんですよね。他の趣味にも言えることだけど、自分が納得いくまでとことん向き合いたいというか。

なので前に比べると投稿頻度は下がるかもしれませんが、その分前よりいいものを描けるように頑張りたいと思っております。よろしくお願いしますm(__)m

ばれんたいん

お久しぶりです、岩城です。

先月からこっち地震の影響でごたごたしており、なかなか思うように創作できずでした。ずっと浮上してませんでしたがちゃんと生きてます……!

 

私の住んでいるところは幸い液状化などもなく、ちょうど家族も揃っている時間帯だったので全員無事でした。タンスの引き出し(横にスライドするタイプ)が上から下まで一気に全部開いてしまったり、多少棚の上のものが落ちたりなどはありましたが、実際に被災された方々の怪我や家の倒壊等に比べれば正直そこまで大した被害ではないかなと……。

が、しばらくテレビやネットを見るのが本当に憂鬱で……。1月はずっと「どよん……」って感じだったのですが、家族やリア友と励まし合いながらなんとか持ち直しました。

 

大きな揺れは収まったものの、まだ揺り返しがあるかもしれないし気は抜けません。日曜のお昼ごろも(規模は小さかったけど)揺れたしなあ……。全国規模で小さな揺れが頻繁に起こっているのもちょっと怖いなと思っています。

何事もないことを祈るばかりですが、皆様もどうぞお気をつけてm(__)m

 

 

スウィート・ギフト

甘い誘惑

 

明後日はバレンタイン!ということで久しぶりに一枚。チョコレートのお菓子とロゼールさんです。

お菓子はそれぞれ型抜きショコラ、パレショコラ、チョコをディップしたマドレーヌ。お菓子作りの本を見ながら、個人的に「これ可愛いなあ」と思ったお菓子を描いてみました。パレショコラの隣に「マンディアン」というのも載っていてすごく心惹かれました。もはや食べるアート!ちょっと作ってみたい。

バレンタインらしく甘い雰囲気が出ればいいなと思い、ロマンティックでどこか夢見るようなパステルカラーメインの色使いにしてみました。こういういかにも少女漫画!って感じの配色に弱くて……好きなんですよね〜(*´∀`*)

 

さて、肝心のチョコを渡すお相手ですが、『まおつま』は逆ハー要素のある乙女ゲーム的な作品にする予定なので、この場合だとロゼールさんから男子たちのうちの誰かに……といった形になるのかな~。

グラシアンはドがつくほどの甘党なので多分何をあげても喜んで食べてくれると思う。そしてドがつくほど律儀な御方でもあるので、お返しがとんでもないことになる可能性大。ロゼールのあげたチョコに比べて遥かに高額な品物を無造作にポンとよこしてきそうなイメージ。何せ魔王様ですから……w

エルベールなら「ひ……、ひ、ひひひ姫様!! 本当に私ごときがいただいてしまってよろしいのですかッ!?」「当たり前でしょう? あなたにあげるために持ってきたんだから、ちゃんと受け取ってくれなきゃ困るわ」「う……ううっ……。もったいなくて食べられないので、こちらはこのまま実家の宝物庫に……」「いいから普通に食べて!!(汗)」って感じですかね~。

グラシアンとエルベールは片恋歴が長いので(といってもグラシアンの場合は元が長命な種族なので感覚としてはそこまで長くないですが)、ロゼールからチョコなんかもらった日には飛び上がって喜ぶと思います。

が、「かりそめとはいえ夫なのだから、私が本命に決まっているだろう」「いいや、長年おそばでお仕えしてきた私の方が本命だッ!!」とかなんとか言ってまたひと悶着あるかもしれませんw

アダムなら「王妃様ありがとっ♪ カラダでじっくりお返しするからベッド行こ?」となるだろうし、ルイなら「ふん、贈り物で懐柔とはなかなかに姑息な手段を使われますね。ですが生憎、私はまだ貴女を王妃としては認めておりませんのでそのおつもりで」くらいは言うだろう、多分。

 

ただいま小説の方が絶賛スランプ中でなかなかお話が進んでおりませんが、のんびりのろのろとでも書き進めていけたらいいなと思っております。

 

***

 

というわけで年に一度のチョコの祭典が始まっておりますが、今年はメリーチョコレートの「コフレローズ」とゴンチャロフの「アンジュジュ(C)」を自分用に購入いたしました~。

 

 

アンジュジュ(右)は黒猫のキャラが飼い猫・幸子にそっくりで即買い。星のモチーフがぷっくりキラキラしていて綺麗です。猫好きさんに贈ったら喜ばれそう。

コフレローズ(左)の方は食べ終わったらピンクッション入れにする予定です。缶の高さがちょうどよくて……実はそういう使い方がしたくて買ったというのもありますw

去年買った薄紫色の缶もまだ大事にとってあって、こっちもやっぱり手芸グッズ入れになってます。デザインがエレガントで可愛いので、刺し子や刺繍をするときのお供に。

子供の頃からお菓子のカンカンが好きすぎて、可愛くておしゃれなデザインのものがあるとつい買ってしまう……。サイズ感が微妙で収納には不向きな缶でも、可愛ければ買ってしまったり。でも、夢がありますよね。最近はなんでも無駄を省いてシンプルなパッケージデザインにする傾向があるけど、こういう文化は廃れないでほしい。

 

 

あ、ピアノの方は順調です。1月は個人的にショッキングな出来事が多くて辛かったのですが、それでもポロポロピアノを弾いているうちにちょっと元気が出てきたりして。フルートもそうだけど、知らず知らずのうちに楽器の音色に癒やされている部分があるみたいで、演奏が終わったあとはいつもなんだかちょっとさっぱりした気持ちになっていたりします。もしかして楽しいだけじゃなくてデトックス作用もあるのか……?

 

練習を始めてからずっと「ピアノ名曲150選(初級編)」という曲集をやっていましたが、今回新たに「やさしいアレンジ ポピュラー・ピアノ・アルバム」という楽譜を購入。

スキマ時間に趣味でピアノをやっている方のブログを見て回ったりしているのですが、その中にカーペンターズの「遥かなる影」を弾いている方がいらして。その演奏がとてもステキだったので私もやってみようかなと思い。ジャズやディズニーの名曲も入っているみたいなので楽しみです。

 

ではでは、今日はこの辺で。

また次のブログでお会いしましょうノシ

 

謹賀新年2024

 

皆様、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします<(_ _*)>

 

というわけで年賀絵、なんとかお正月までに間に合いました~!(๑•̀ㅂ•́)و✧

キャラクターは今年はグラシアンに白羽の矢が立ちました。衣装はお正月バージョンで、和+中華なイメージです。普段爪はグレー寄りの紫で塗ってるんですが、せっかくのお正月なので朱赤にしてみました。

グラシアンは一応クロードやエドよりガチムチ体型のイメージなんですが、最近はクロードもだんだんマッチョメンに描くようになってきているのであんまり描き分けできてないかもです。グラちゃんは脚が長い設定なので剣舞とか似合いそうだなぁ。本人も「うまくできるかどうかはわからんが、やってみよう」とかいってノリノリで引き受けてくれそう(ただしストイックなので練習には時間をかける)。

 

なお、去年の絵に比べて角が急激に大きく太ましくなってますけどツッコんじゃいけませんw

もしかしたら角も成長するのかもねぇ(そんなわけあるかい)

 

***

 

クリスマスから年末にかけてはせっせとピアノの練習に励んでおりました。

ブルグミュラーと「ピアノ名曲150選(初級編)」を始めたので、できそうなところからちょっとずつ音をさらっていました。今は「すみれ」「忘れな草」「お人形の夢と目覚め」を練習してます。ゆくゆくはショパンのワルツ(ワルツ 第19番 イ短調 遺作もやりたいなぁとか。

「紡ぎ歌」とか「アラベスク」(ブルグの方の)とか、まだ音をさらっている途中で完成していないのもちらほら……。がむばります。

 

バイエルは80番台に差し掛かったところでブルグミュラーに移ってしまったので、まだ98番までしか終わってない……。106番までなのであともう少しなのですが、だんだん難しくなってきちゃって、一曲仕上げるまでに時間がかかっております(;´▽`A``

一応修了程度まで持っていきたいなぁとは思っているのですが。

ちなみにうちの母は七か月ほどで修了したそうです。得意になって先生に「私修了するの早い方ですよねっ!?」と訊ねてみたところ、「いえ~、これくらいの早さなら普通ですよ~。もっと早く終わっちゃう子もいるので~」と返されてちょっと落ち込んだそう。

 

大人の事情なのか、完成まで2、3年くらいかけさせる先生も多いんですよね、バイエル。個人的には大人が独習でやる場合はそこまで時間にこだわらなくてもいいんじゃないかなぁと思います。バイエルって通過点でしかないし、そもそも教則本にがっつり時間かけるのはもったいないと思う派です。それなら好きな曲どんどんやった方が楽しいし、ためになると思うんですよね。自分が昔バイエルで挫折した経験があるせいか、「ピアノを弾く=バイエルをやる」という考え方があんまり好きじゃないんだよなぁ……。だってもっといい曲や素敵な曲たくさんあるじゃん!って思ってしまう。

 

フルートの方はバッハのフルート・ソナタと格闘中。やっぱバッハさんラスボス感強い。BWV1030の第2楽章が好きでよく練習しています。第1楽章は長いのと速すぎるのとでなかなか思うように吹けません。ゆくゆくはできるようになりたい……。「モチベ維持」という意味ではようつべ先生にめっちゃ助けられています。

 

***

 

年末はピアノの練習の合間に新田次郎先生の「八甲田山 死の彷徨」を読んでいたのですが、これがすごく面白くて。元はといえば、その前に読んでいた中山市郎先生の「怪談狩り」に八甲田山のお話が出てきたのがきっかけ。そこから「八甲田山雪中行軍遭難事件」について調べていってウィキペディアにたどり着く→事件の経緯を読んでショックを受ける→関連書籍や映画を知る、といった流れでした。

実際にあった遭難事件を基に淡々と描写されており、改めて雪山の恐ろしさについて考えさせられました。『だいたい山というものは優しい姿をした山ほど恐ろしいものだ』という言葉が印象に残りました。なんでも、平沢の第一露営地から鳴沢にかけてはとても平坦な地形をしており、雪が積もると辺り一面真っ白になって進路を間違えやすいのだとか。一行は誤って沢に降りてしまって二進も三進もいかなくなり、しかも当日はブリザード級の吹雪という悪天候。これで199人もの命が奪われたのだと思うと本当に恐ろしい……。

読んでいるだけで背筋が寒くなってくるような小説だけど、名作と呼ばれている映画版もぜひ一度観てみたいなぁと思いました。

 

ちなみにこちらの小説、リスクマネジメントやリーダー論のケーススタディとして使われることもあるようです。確かに第5連隊と第31連隊の行軍の仕方ってかなり対照的なんですよね。特に第31連隊の徳島大尉の声掛けの仕方や部下・案内人の扱い方、士気の保ち方などは社会人にとってはかなり参考になりそう。この本はまず最初に第31連隊の行軍の様子を見せ、次に第5連隊の行軍の様子を描いていく……という構成なのですが、後半まで読み進めるとだんだん二つの隊の差がありありと見えてきて第5連隊の若者たちが気の毒になってしまいました……。リーダーがガタガタだと使われる人たちが可哀想……。できるだけ士気を上げる(保つ)言動をする、って集団や組織の中では大事なことなんだな〜と。

 

あんまり面白かったので続けて「聖職の碑」も購入。こちらも山岳小説で同じく実際にあった遭難事件をテーマにしているもの。新田先生の本は文筆力が凄まじくてとにかく「読ませる」ので、あっという間に読み終えてしまいました。巻末の取材記を読んで、しっかりと資料集めや現地の取材、被害に遭われた方たちのお墓参りをしているところがさすが大家だなと。決して被害者を馬鹿にするような書き方をせず、その死を哀れみ悼む発言をしているところに「ああ、この人は本物だ」と思いました。人の死を平然と商売道具にするような作家ってやっぱりよろしくないと思うので。

先生のユニークさと温かみのあるお人柄を感じられる、素敵な取材記でした。

私は登山は苦手な方なんですが、新田先生のいきいきした書きぶりを見ていると「なんだかすごく楽しそうだなぁ」「頂上でしか見られない景色もいっぱいあるんだろうな、いいなぁ」と思えてくるから不思議ですね(*´∀`*)

 

こういう実在の事件を基にした小説やルポ、ノンフィクションが好きでよく読むのですが、気をつけないと夜更かしして読んでしまうのでちょっとコワイですw

あまりによかったので、勢いで他の新田作品を四冊ほど追加購入。今年のお正月はじっくり新田作品を堪能する予定です。

 

***

 

……と、創作と関係ないことをつらつらと書いてしまいました、スミマセン。

最近はサイトの更新がなかなか滞りがちではありますが、今年もゆっくりのんびり亀の歩みでやっていきたいと思っております。

皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

浮上&暮れのご挨拶

久しぶりに浮上です、岩城です。

ここ一か月ほどリアル多忙+楽器の練習にかかりきりで、なかなか絵を描く時間が取れず……でした。

ようやく一枚仕上げることができたので投下します~。

 

スウィートな時間

レッツ・クッキング!

どういうわけかクロバイのいちゃいちゃより先にこっちができてしまいましたw

エプロン姿でスイーツ作りを楽しむマッジさん。ずっと描いてみたかったシチュです。

ガーリーな一枚にしたかったので、お洋服のフリルを多めにして、ハート&リボンモチーフのアクセサリーをたんまりと。髪型は耳の上で「子羊の角」をふたつ作ってみました。

髪色は絵の雰囲気によってトーンを変えたりするんですが、今回は温かみのあるオレンジ寄りのイエローをベースに。塗り始める前に配色辞典を参考にして何色を使うかざっくりと決めてしまうため、この間のコスメのイラストみたいに冴え冴えとしたイエローで塗ることも。ちなみにハロウィンの時は「かぼちゃ色」のイメージでした。

基本的にはクリームイエローのイメージなんですけど、衣装や背景の色によって微妙に変わっちゃうのですよね(;´▽`A``

 

RPGネタ

たまに「もしうちの子たちがRPGのキャラになったら?」というのをぼんやり考えて遊んでたりする私。せっかくなので思いついたネタをちょこっと公開します↓

 

  • クロード→大陸中を旅してまわっている「放浪の魔導士」。その素性は謎に包まれている。物理攻撃力低め、魔法攻撃力高めの典型的な魔法使いタイプ。HPは低いがカリスマが高い。最初は主人公のスカウトに応じないため、時間をかけて「説得」する必要がある(もっともらしい理由がないと協力してくれないキャラ)
  • バイオレッタ→治癒術が使える「大国の王女」。運とカリスマが高いものの、序盤~中盤まではぶっちゃけ足手まといで全く使えない。まともに使えるようにするにはレアアイテム『女神の加護』を手に入れるか「女王さま」の称号を手に入れる必要がある
  • ピヴォワンヌ→ジョブは「少女剣士」。序盤からバリバリ使える冒険ビギナーの味方。同じパーティにバイオレッタがいると攻撃力が上がる
  • クララ→故国の復興のために旅をする「亡国の姫」。性能はクロードとほぼ同じだがこちらの方がぐんとスカウトしやすくなっている
  • アベル→物理・魔法両方ともこなせる「魔法剣士」。「楽しそうだから」という理由で主人公のスカウトに応じてくれるいい人。同じパーティにユーグ・クララがいると戦闘時に特殊会話が発生
  • アスター→シナリオの途中で「幽閉された王子」から「見習い騎士」に進化。本格的に操作可能になる。HPと物理攻撃力が高く、アベルほどではないが戦力として期待できる(育成の仕方によっては大化けする)
  • リシャール→謎の美少年。ジョブは「少年剣士」。自身の身体にかけられた呪いを解くために旅をしているらしい。帯剣しているものの肉弾戦の方が得意というアグレッシブなキャラ。同じパーティにアスターがいると特殊な技が発動
  • プリュンヌ→治癒術をメインに使う魔法使い。武器は針で、傷口を魔力の糸で縫い合わせる特殊な治癒術を使う。『薔薇後宮奇譚』メンバーの中で唯一蘇生魔法が使えるキャラだが、HPが低く敵に倒されやすい
  • エドワード→バー「子羊亭」のマスター。情報屋として主人公たちにアドバイスをしてくれる。マーガレット関連のサブイベントで一時的に仲間になる。敵を「酩酊」の状態にすることができる。技名はカクテルにちなんだもの
  • マーガレット→ジョブは「町娘」。「子羊亭」にまつわるサブイベントをすべてこなすと仲間になる。ご飯ものの主人公ということで武器はフライパン。調理器具を相手の頭上から落とす魔法が使える。運が高く、パーティに入れていると全滅する確率が下がる
  • ロゼール→光・水属性を使いこなす「巫女姫」。治癒術に長ける。同じパーティにグラシアンがいると攻撃力が上がる
  • グラシアン→闇属性に全振りの魔王(まんま)。HPとカリスマが高め。死者を蘇生させる術+広範囲魔術で追い詰めてくる強敵。早めに倒さないと詰む。蘇生魔法が使えるので味方にすると心強いが、なぜか敵だった頃に比べて弱くなっている(RPGあるある?)

 

って一体どんな世界観なのか自分でもよくわかんないけど!w

なお、パーティ内にカップルがいると二人とも生存率がちょっとだけ上昇します。ロゼールさんなど一部のキャラは攻撃力も上がります。他に「統率力」「名声」といったパラメータもあり、旅を続けるとじわじわ上がっていきます。

「国王」「皇帝」「魔王」など、その土地にとって重要なポジションに就いているキャラはだいたいカリスマが高め。強力なスキルを持ったキャラをスカウトしやすくなるといったメリットがあります。

 

もともとゲームをよくプレイする人なので、こういう妄想はよくやってますw

今度RPGをイメージした小説とかも書いてみたいなぁ~(*´▽`*)

 

***

 

さて、冒頭でちょこっと書いた通りリアル多忙なため、今年はこれにて雲隠れします。年賀絵に関してはもし描けそうだったら描きます、ゴメンナサイ。

 

本年も大変お世話になりました。

各投稿サイトで♡やいいねをしてくださる方、作品をブックマークしてくださる方、このような僻地までわざわざ足を運んでくださるお客様。いつも本当にありがとうございます。

皆様、風邪やインフルエンザなどに気をつけて、よいお年をお迎えくださいませ<(_ _)>

ではでは!

ぴあの

お疲れ様です、岩城です。

うっかりしていて前回の更新から3週間くらい空いてしまった~~。すみません、生きてます!(汗)

 

実はこの間からピアノの練習を再開しまして。小学生の頃に挫折してそれっきりだったため、フルート以上にブランクが長い楽器なのですが、教則本(バイエルとメトードローズ)を買って、フルートと同時進行で少しずつ練習しています。

バイエルの方は一週間でなんとか65番まで終わらせることができました。このまま66番に進んでも(多分)大丈夫だとは思うけど、今回はじっくり取り組みたいし、これまでやった曲が全部なめらかに弾けるようになるまでもうちょっと反復練習しようかなー……。でも、もしかしたら指の練習だけならハノンでもいいのかもしれない……、買おうかな、ハノン……。

メトードローズは最初からヘ音記号の楽譜が出てくるのがいいなぁと。バイエルは中盤にならないと出てこないんですよね~。子供の頃、ずっとト音記号オンリーだったのにいきなりヘ音記号が出てきてうろたえた覚えがあります。メトードローズだと一曲目からヘ音が出てくるので覚えやすくてよさそう。私も最初からメトードローズを選んでいれば、ピアノに対してここまで苦手意識を持たずに済んだのかなぁ~。こちらは弾いていて楽しい曲が多いし、何よりイラストが可愛らしくて、演奏しているだけで気分が上がります!

 

しかし、なんというか……フルートをやっているおかげで指は動くんですけど、なんかもつれる……!? もつれるせいで音が弱くなったり、ミスタッチが増えちゃったり、そのせいでつっかえたり……。両手いっぺんに弾く(動かす)ところはフルートと同じしくみのはずなのに何故……。

あと指くぐりの練習の時、手が指番号を無視して勝手にズルを始める……!(←今一番頭を悩ませている問題がコレ)

完全に独習だときついので、こちらもフルート同様youtubeの解説動画を観ながら進めております。こうしてyoutubeで先生のレッスンが観られるなんて、いい時代になったなぁ。

また創作をやる時間が削れてしまいそうではありますが、ひとまずバイエル終了まで頑張ってみようかと思います~~。

子供時代に戻ったみたいでなんだか楽しい……ふふふ。

 

 

ふたつの花

Princesse des Fleurs

ドレスが描きたくて、な一枚。バイオレッタ(左)とピヴォワンヌ(右)です。

「お淑やかな姉と不敵な笑みを浮かべる妹」で、二人のイメージが真逆になるように工夫しました。妹、久々の姉とのツーショットでちょっと嬉しそう(笑)。

 

ピヴォワンヌは髪が赤くて派手なので、描いていて楽しいキャラ。この子を入れて描くと画面もぱっと華やぐような気がします。バイオレッタとは異なり、吊り目で眼力強めです。顔立ちはリシャールによく似ています。あと、性格も直情型で結構似てたりしますw

勇気、行動力、情熱は人一倍あるのですが、感情の赴くまま突っ走るせいで、クロードのような策略家で上手なタイプ(参謀型のキャラ)にうまく利用されてしまったりすることも……。

バラや背景はアナログ(水彩)時代のタッチに近くしたいなと思い、当時の色使いを思い出しながら塗ってみました。最後にアナログ風の仕上がりになるテクスチャをぺたり。本当に水彩紙に塗ってあるかのような仕上がりになるので、面白くてよく使ってますw

 

余談ですが、『子羊亭』のマーガレットさんはこのバイオレッタ(女王)の大ファンという設定があったりします。

もしかしたらマッジも、エドの買ってくれた歴史の本を読みながら「彼女たちが生きた時代」に思いを馳せることもあるのかなぁ……。バイオレッタたちが生きていた時代よりマッジが生きている時代の方が暮らしやすさは遥かに上なはずですが、それでも「昔の方がよかった」とか「叶うことならあの時代に生きてみたかった……」なんて思うこともあるんだろうな~。

 

 

***

 

明日から11月ですね。こちらはもうめっきり寒くなってしまいました。うぅ、風や水がはっこい……。

ついこの間まで暑い暑いと騒いでいたのに、なんだかあっという間に暖かいコーヒーやココアがおいしく感じられる気候になってしまいました。季節が変わるのがあまりに早くて驚いています。

 

リアルの方では漬物を作るのにハマっており、大根の砂糖漬けとかきゅうりのキューちゃん風とか、簡単にできるものを色々作っています(´-`*)

この間買った笠原将弘先生の料理本に載っていたものなのですが、手軽にできるし野菜がたくさん摂れてとてもいいです。その他のレシピも何を作ってもハズレがなくて、料理がめちゃくちゃ楽しくなっています。もともと和食派なので刺さりまくりました。

うまく焼けなくて苦手だっただし巻き卵も、笠原さんのレシピで作るとほとんど失敗しないので嬉しいです。しかも仕上がりが超キレイ……。久々の「買ってよかった料理本」でした(*´▽`*)

 

 

ではでは、今日はこの辺で。

また次のブログでお会いしましょうノシ