薔薇とすみれのひとりごと

岩城凪のひとりごとブログ。のんびりイラストを載せたり雑談したりしています。

またまたオリジナル

夜半の秘め事

本編なしのオリジナル作品第二弾、ヴァンパイアの青年と乙女。

久々のゴシック路線だったので筆が乗りました\(^o^)/

 

今回も月夜のイラストですが、ちょっと前に描いたクロバイの絵とはまるで違うダークな雰囲気にしたかったので、夜空の色味をぐっと濃いめにしたり、ヴァンパイアの身体からうっすら靄を立ちのぼらせたりしてイメージをガラリと変えてみました。

衣装の色合いもできるだけ落ち着いた色味を選び、明暗のバランスを考えて塗るようにしました。

 

 

以下キャラ設定↓

 

◆アルヴィン/かつては聖騎士として名を馳せていたが、「夜の盟主」によってヴァンパイア化、人間の血を糧とする化物に。後天性のヴァンパイアなので人間を同族に変える力はない。高慢なオレ様タイプだが筋は通っており、また騎士をしていた影響もあってか人や魔物から慕われやすい。レドロネットとは兄妹のような主従のような不思議な間柄。男だがかなりの美人で(黙っていれば)妖艶。自分をヴァンパイアに変えた「夜の盟主」を探して旅を続けている。

 

◆レドロネット(レタ)/不吉な星のめぐりのもとに生まれた「忌み子」。幼少期より塔に軟禁されて育つ。実の両親によって魔物の贄にされかけていたところをアルヴィンに救われ、自ら彼の「餌」となる。生まれ育った塔以外の世界を知らないため、言動がやや浮世離れしている。少し天然が入っており、基本的にいつもぼうっとしている。口数が少なく、生い立ちのためか感情の起伏に乏しいが、綺麗なものを見て感動する心や他者を慈しむ心はちゃんと持ち合わせている。塔から救出される際にアルヴィンが断ち切った鎖をいつも装飾品として身に着けている。愛称は「レタ」。

 

カップリング名は「アルレタ」かな。アルヴィンは一見妖艶だけどしゃべると元気いっぱいでやんちゃなタイプ。見かけ通りのキャラを想像しているとちょっと騒がしいと感じるかも?

レタはおとなしくて無表情なのがデフォで、ちょっと不思議ちゃんが入っています。わかりやすいのは断トツでアルの方ですねw

アルはかつては騎士として魔物の討伐や殲滅などもしていたので、自分がいきなり排斥される立場になってしまったことに戸惑い、葛藤します。その点レタは真逆で、生まれつき忌み嫌われる立場だったので「人からどう思われようが今更へっちゃら」みたいなところがあり、弱々しい見かけに反して打たれ強いです。鎖は片手にのみ巻き付いており、アルが断ち切った影響で軟禁時よりかなり短くなっています(生活に支障のない長さ)。女の子のアクセサリーとしてはどうかなと思うけれども、本人はかなり気に入っているらしい。

 

実際に小説にするかどうかはわからないけど、一応そんなことを考えながら書いていたのでした。

ヒロインの名前を「レドロネット」にしたのは完全にクラシック音楽の影響です。でも本当はラヴェルの作品だと「クープランの墓」が一番好きだったりします。特に「リゴードン」が好きなのよね……、どことなくジブリっぽくて。

 

「完全オリジナル」と書くと「ん? もしや普段のオリジナル作品って本編は誰か別に考えてる人がいるのか?」って思われそうなんですが、絵・文ともに全部私が考えてます(汗)。普通に「本編なしのオリジナル」って書いた方がわかりがいいかもしれませんね(;´▽`A``

また小説も書きたいんですけどモチベが上がらなくてなかなか……。しばらくは絵を描いたり他の趣味をやったりしつつインプットと充電に努めようかなと思っております〜。