薔薇とすみれのひとりごと

岩城凪のひとりごとブログ。のんびりイラストを載せたり雑談したりしています。

Labyrinth

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―禁断の果実が導く無限迷宮―

ミュゲ、クロード、アベル。『薔薇後宮奇譚』における三角関係組。バイオレッタも含めると四角関係ですね。ざっくり説明するとアベル→ミュゲ→クロード(→バイオレッタ)な感じ。

せっかくなので、クロード&アベルはそれぞれ火と水をイメージした背景にしてみました。「ポケモンの御三家みたいな配色でなかなかよきかな~」と思ったのは内緒です(笑)。久々にキャラを三人描いたので少し大変でした。

 

「わたくしと一緒に禁断の果実を齧ってくれるのはどっちかしら?」とでも言いたげなミュゲさん。うん……、素っ裸で寒そうなのでとりあえずどっちかコートかけてあげてほしい。

こんな風に男性二人にちやほやされたらついつい調子に乗ってしまいそうですが、ミュゲさんのいいところは変にどっちか一方を弄んだりしないところかなぁと思います。まあ、母妃があんな感じだから、恋愛に対してやや潔癖気味になるのも無理はないかなぁ……。

 

ちなみにクロード&ミュゲには異性の信奉者が多く、人と接する時にはそれぞれどことなくホスト、ホステスっぽくなります。

二人とも表面的には愛想もいいし人あしらいもうまいのですが、処世術としてそうしたトークスキルを身に着けているだけで、実際には相手の話をほとんど聞いていなかったり、適当に相槌打ってるだけだったりします。別に性格が悪いわけじゃないんだけど、基本的に他人にあまり興味がない感じです。まあ、この二人の場合は自分のことで手一杯なので、そうそう他人の領域にばっかり踏み込んでられないというか。逆に自分の領域内にずかずか立ち入ってこられるのも苦手だったり。バイオレッタは大らかなお人好しなのでどちらともうまくいってますが、口うるさいタイプや詮索・要求が多いタイプだと端から相手にされないかもです(;´▽`A``

 

アベルはクロードとはだいぶ真逆な感じで、頼りがいのある兄貴肌って感じのキャラです。楽しいことが好きで、人と騒ぐのも好き。剣士らしくフッ軽なところがあり、クロードより体力・行動力があります。魔導士としての能力はクロードとほぼ互角で、喧嘩をさせると大変なことになる組み合わせナンバーワンです。別名「犬猿の仲」ともいいますw

ただし、にっくき仇敵(クロード)から女(ミュゲ)を奪い取ってやろう的な魂胆は一切なく、純粋にミュゲの優しさや素直さに惹かれている感じです。

あと、ふらふらやってるように見えて意外とよく周りを見ています。出しゃばるタイプかと思いきや案外聞き上手だったり、友達や家族を大切にしていたり、いわゆる「面倒見のいいお兄ちゃん」タイプです。なんだかんだ父性が強めなので、くよくよ悩みがちなミュゲさんにはちょうどいいのかも。

 

ミュゲと気質が酷似しているのはクロード、まるで正反対なのがアベルといった感じですが、作者的にはクロミュも好きなので、たまに組ませて描いたりしています。クロバイほどベタベタしてないちょっとビターな関係性で、これはこれでよきかな~と思いますね(*´∀`)

 

なお、クロード&アベルはどっちも中性的美青年のイメージで描いてます。設定上、黙ってればかなりのイケメンなんですが、しゃべらせると意外と変態だったり毒舌だったりで結構アクが強いですw

敵対する間柄ということもあり、本編でも何かと絡みの多い二人です(アベルが一方的にウザ絡みしてるだけというウワサも……)。

 

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今回の作業のお供はオーラルシガレッツとhideちゃん(XJAPAN)でした!

オーラルはジャケットに惹かれて「FIXION」と「Kisses and Kills」を購入してみたのですが、これが大当たりでした。軽快な感じのロック。PVもかっこいいですね(*´ω`*)

hideちゃんは去年から本格的に聴き始めたんですけど、今ではカバーアルバムや伝記を買うくらいハマってます。今聴いても全然色褪せない感じがすごいな~と。もう何年も前の曲なのに全然古くさくないし、むしろ新しい感じさえする。やっぱり本物は何年経っても廃れないんだなぁと……。本当、惜しい方を亡くしましたよね……。私もいつか三浦霊園へお墓参りに行きたいです。

 

ではでは、またーノシ