こんにちは、岩城です!
本日、『子羊亭へようこそ!』第五章(前編)を投稿しました。
前回ちらっとお話した通り、今回の主役はネイサンです。お話そのものは四章のラストから続いておりますので、「???」となってしまう方はぜひ前章も併せてお楽しみいただければ幸いです!
五章ではネイサンを書くのが非常~~に楽しかったです。天然ボケで女子力高めで、前作には絶対にいないような男性キャラ。一家(子羊亭)の「おかん」的ポジションにいるキャラですが、終盤ではちょっとほろりとする過去も明かされる……かもしれない。
このネイサン、シスコンとまではいかないけど、仲間意識・家族愛が非常に強いキャラクターです。一旦懐に入れた存在のことはできる限りずっと大切にするし、その人から受けた恩もなかなか忘れないという。もしかしたら従業員ズ三人の中では最も愛情深くて献身的なキャラかもしれません。わかりやすく言えば忠犬タイプです。
今回のお話は、自分で思っていたよりもずっと早く公開することができました。なんだかんだ小説書くの好きだよなぁ自分、って感じですね。
後編のほうもぼちぼち進めています。お話自体はもうほとんど出来上がっているので、あとは推敲のみ。早ければ来週末にでも投下できればなあと考えています。
~裏話~
今回、ネイサンがマッジの寝癖を直すのに鏝(ヘアアイロン)を使っていて、「あれっ?」と思った方もおられるのではないでしょうか。
実は『子羊亭』を書くにあたって参考にしたのがヴィクトリア時代で、女性でも持てる軽量でコンパクトなヘアドライヤーが開発されたのがそれよりもずっとあと(ちょうど1950年辺り)、ということで、今回マッジの寝癖直しにはドライヤーではなく鏝を使わせた……という裏話があったりします。
鏝そのものは『薔薇後宮奇譚』の時代でも何度か出てきていたりするんですけどね。姫様たちの身支度シーンでもばんばん使われてるし。
『子羊亭』の時代に関して言えば、ドライヤーの原型となるものはすでに生まれているかもしれないけど、それは少なくとも家庭用ではなさそうな(何しろ大型なので、毎日のように一般家庭で使うのは難しいかと……)。
というわけで、まだドライヤーが普及していない分、この時代のイスキア大陸でもまだまだ鏝はフル活用されております~~。
もうそろそろ『まおつま(魔王の妻乞い)』の執筆も進めたいなあと思っているのですが、なかなかエンジンがかからずです。
こちらも大まかな流れは決定済みで、あとはほとんど推敲のみになっているのですが、「もう少しインパクトのある出だしにしたいな」とか、「もっと各キャラを立たせたいな」とか、だいぶあれこれ考えてしまって一向に進みません(笑)。なので先に「あらすじ」と「キャラクター紹介ページ」だけでも作ってしまおうかなと考えています!
キャラ紹介は、今回はあまりネタバレしすぎずにざっくりやりたいなと思います。キャラのパーソナルデータを詰めるのが好きなので、紹介文を考えるのは新作を書くときのちょっとしたお愉しみです。
そんな感じで『子羊亭』の連載と並行してだんだん準備を進めていきたいと思っております。よければこちらも楽しみにしていてくださいませー。
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他にも、『薔薇後宮奇譚』版「カップリング語り」をサルベージしたり、『薔薇後宮奇譚』外伝に登場する次世代キャラの紹介ページをUPしたりしています。興味がおありの方は本館の「最新記事」からどうぞです~。
うん……、今日は頑張った!(`・ω・´)
もし作品を気に入っていただけましたらお気軽に拍手・感想お待ちしております。管理人のモチベ維持に繋がりますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします!
ではでは。
また次のブログでお会いしましょう~ノシ