薔薇とすみれのひとりごと

岩城凪のひとりごとブログ。のんびりイラストを載せたり雑談したりしています。

深海の宝石

こんばんは、岩城です。久しぶりに浮上~。

いや〜、寒いですね!暦の上ではまだ秋のはずなのに、朝晩の冷え込みが酷くてまるでもう冬が来てしまったかのようです。しかも今年は寒冬になるらしいって聞いて今から震えてます。さ、さぶい……:;(∩´﹏`∩);:

私の住んでいる地域は午後五時になるともう完全に真っ暗くなってしまうのですが、寒い上に外が真っ暗だとやっぱりなんとなく憂鬱で心細い気持ちになってきます。うっかりすると気分がどよん……と沈みそうになりますが、せめて心の中だけは楽しく温かくしていたいと思う今日この頃です。

 

雪は雪でも……

マリンスノウ

さてさて、肝心のイラストの方を。

誕生石シリーズ第三弾、3月の誕生石・アクアマリンの擬人化です。タイトルは宝石の名前にかけています。雪は雪でも深海の雪です。


アクアマリンは海難防止、豊漁の御利益があるとして、古くから軍船団や船乗りのお守りとして珍重されてきた石。人魚の涙から生まれた宝石ともいわれています。
石言葉は「沈着」「勇敢」「聡明」。このキーワードの羅列を見ると、私は何となく童話の人魚姫を連想してしまいます。アクアマリンそのものがすごく儚い感じの水色をしているせいもあるかもしれませんが……。9月の誕生石であるサファイアとはまた全然違った、今にも消え入りそうなごく繊細な水色です。

ちなみに、アクアマリンとエメラルドの呼び名はどちらも「緑柱石」で、二つともベリルグループのお仲間同士です。より正確に呼び分けたい場合は「藍柱石」「翠緑玉」で区別するとわかりやすいかも。この二つに比べるとやや影が薄めですが、お仲間にはモルガナイト、ヘリオドールなどがいます。なお、ベリルの語源はギリシャ語の「ベリロス」で、「海のような青緑色の高貴な石」という意味だそうです。


蛇足ですが、2021年から3月の誕生石としてアイオライト(菫青石)が追加され、個人的に嬉しかったのでまたすみれの花を描いてしまいました。数年前に宝石店のショーウィンドウに飾られているのを眺めたきりですが、独特の青紫色がとてもキレイで大好きな石。青紫の色味が光の当たり方によって変化することでも知られている石で、別名「ダイクロアイト(二色性石)」。この石にはトリクロイズムという独自の性質があり、青紫、淡いブルー、灰色がかった黄色……といった具合に、光の角度によって色合いが移り変わるのだそうです。そのため、昔は羅針盤として利用されていたのだとか。なんともファンタジックですね( *´艸`)

 

前回の記事で「海や水を描きます」とはいったものの、実際に描くとなるとなかなか大変で、今回はとにかく資料を集めまくりました。泳いでいる魚は一応ハマクマノミとアカヒメジ……のつもり。海水魚の図鑑を見ながら描きました。本当はもっと可愛いのですが……魚描き慣れてないのでこれが限界(;´▽`A``

人魚ちゃんの背後にある薄緑色の物体はタマイタダキイソギンチャクをもう少し大きくした架空の生き物です。せっかくクマノミを描いたのでイソギンチャクもと思い。

そんなこんなで、今回は初挑戦のモチーフがとても多かったのですが、その分新鮮さもあり、最後まで愉しんで描くことができました。

 

次回は宝石の王様・ダイヤモンドを擬人化する予定です!

 

***

 

今後の予定ですが、『子羊亭』二人の立ち絵がそろそろ完成しそうなので、次回の記事で上げられたらなぁと思っています。あと、11月8日は「ビーバームーン」なので、それにちなんだ絵も描く予定です。

しかし今年のクリスマス&お正月どうしよう……。完全にノープランで、まだ何描くか全然決めてないのですが……ほんとにどうしようかな(汗)。

 

今月は私生活の方が忙しく、なかなかにハードモードでした。でもなんとかインフルエンザワクチンも打ちに行けたしよかったなぁと。

来月こそはもうちょっと浮上できたらいいなぁ。