というわけで、エドワードの紹介イラストが完成しました。キャラクター紹介ページとGalleryにのっけてます。
バーテンダーとしての格好がお気に入りなので、紹介用の絵もバーテンの姿で。
背景は大好きなダイヤチェック模様にいたしました(*´▽`*)
カードを散らしたらカジノっぽくてかっこいいかなと思って、ガッツリトランプをw
いやー、「子羊亭」時代のエピドートは賭博禁止なんですけどね。ただ、喫茶店やパブなんかでカード遊びをする紳士というのはいます。真剣な賭け事というよりは「負けた方がお茶(酒)代奢れよ!」なノリかもしれませんけどw
ちなみにエドは両耳にピアスホール空けてます。これでも貴族のお坊ちゃまなんですけどね。前作でも魔術媒介として登場してますし、うちの男性キャラクターはピアスしてる人が結構多めです(笑)。
本編の執筆もちょっとずつ進めてますのでしばしお待ちを~。
あと、ベアトリクスのイラストに若干修正を加えました。
大幅な修正はしてません。効果を入れるためにレイヤーを数枚足して、背景にあった青薔薇とパールを消去した程度です。
青薔薇・パールありのも気に入ってたんですが、よく見たらなんかちょっと目がチカチカしてうるさいなと思ったので、思い切って消しました。マッジの紹介イラストと同じくらいのシンプルさになったので逆によかったかなと。
個人サイトだと画像の差し替えが簡単にできるので良いですね。完成した絵にも好きなだけ修正を入れられるのでありがたいです。
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「読書の秋」到来!ということで、ここ数日は服部まゆみ先生の本を再読していました。
「罪深き緑の夏」と「一八八八 切り裂きジャック」。
いや~、もうもう、耽美すぎて言葉が出てきません……。こういう文章を自分でも書けるようになりたいなあと思いつつ読んでます。
服部先生の本はダーク路線に全振りしている話が多いのですが、それがまたいいのです。登場人物たちの闇が深くて倒錯的な雰囲気なのも個人的にたまりません(*´ω`)
一体どうしたらこういう表現ができるんだろうなあ……、羨ましい。
「罪深き緑の夏」はラストにやや謎が残るミステリーで、犯人もはっきり誰とは書かれていないので、読者によってはちょっともやもやしたものが残るかも。でもこの薄ぼんやりとした曖昧さが好きで何度も読み返しています。というか、このお話だからこそ犯人を一人に絞らない方が光るんだろうなと。
作中、いたるところにまるで何かの暗示のように意味深な傍線が引かれているのですが、ぶっちゃけ前後の文章と合わせていくら読み込んでも「ん?」ってなるばかりでちっとも謎が解けないのです。なのでページをめくり直して前の章を何度も読み返す羽目になるのですが、それがまた楽しい。
こういう謎めいた洋館に一度迷い込んでみたいものです(*´ω`*)
「一八八八 切り裂きジャック」はかなりの長編で、普通の文庫本の三倍くらいの厚みがある本です(ややグロテスクで猟奇的な話なので苦手な方は要注意)。
タイトル通り「切り裂きジャック」事件とその犯人を突き止めるまでがテーマなのですが、ヴィクトリア時代のイギリスが好きなこともあってめちゃくちゃ堪能しました~。
とはいえ、全然知らない・調べたこともないような単語もたくさん出てきて、エレファント・マンやスッシーニのヴィーナスはこの本読んでなかったら恐らく一生知らなかっただろうなあと。
スッシーニのヴィーナスはグロテスクなのでやや閲覧注意物件だと思いますが、私は美しいなあと思いました。人体模型であるにもかかわらず、ヴィーナスの表情がどこかうっとりしているのがまた……。立派に時代を反映しているのですね……。
そういえば、切り裂きジャックって結局最後まで犯人捕まらなかったんですよね。もう犯人は生きてないだろうし時効でしょうけど、売春婦ばかりを狙った一連の殺人に一体どういう動機・意図があったのかはやっぱりちょっと気になるところです。
いわゆるサイコパスじゃないけど、この手の事件の犯人って案外表社会での成功者だったりするので恐ろしいですよねー……。実際、捜査でも「犯人は富裕層の人間(医者か貴族)では」と言われていたらしいですし……。
この本でも「え? まさかこの人が?」っていうような人物が犯人役になってますが、やっぱりそういう一見犯罪とは縁がなさそうな感じの人だったのでラストでは「!?」って感じでしたw いかにも怪しげな人物が他にもたくさん出てくるのになぁw
いやぁ、人間の闇って深いですね~……。もともとミステリーが好きなのでかなり楽しめました。
服部先生の作品は「シメール」や「この闇と光」も所持してて大ファンです。もう二度と新作が読めないのが惜しまれます……。
「時のアラベスク」や「レオナルドのユダ」も気になっているので、近々買ってみようかなと思ってます。
読みかけの本やツンドクが山ほどあるので、そっちもぼちぼち消化したいです。
ではでは、なんか半分読書感想文と化してますが(笑)、今日はこの辺で。
また次のブログでお会いしましょう~。